パート主婦の履歴書の書き方|ブランク明けの職歴欄と扶養内希望欄の書き方

パート主婦が履歴書を書くとき迷いやすい、職歴欄のブランク期間の書き方、本人希望欄での扶養内・時短勤務の伝え方、資格欄の書き方から、提出前の最終チェックリストまでまとめて解説します。
まずは「合う働き方」を知ろう。
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この記事の目次
パートの履歴書を書こうとしたとき、
職歴欄の空白期間をどう書けばいいのか、
手が止まってしまうことはありませんか。
結婚や出産、介護などで数年間パートから離れていた場合、
その期間を正直に書いてよいのか、
扶養内で働きたい希望や時短勤務の希望を、
どの欄にどう書けばいいのか、
分からないまま提出してしまう主婦は少なくありません。
この記事では、パート主婦の履歴書について、
準備の全体像から、職歴欄のブランク期間の書き方、
本人希望欄での扶養内・時短勤務の伝え方、
資格欄に書くべき内容、提出前の最終チェックまで、
まとめて解説します。
パート主婦の履歴書、何から準備する?全体の流れと基本ルール
まずは履歴書全体にどんな項目があるか、
準備の流れを確認しておきましょう。
細かい項目ごとの書き方は、後の章とあわせて確認できます。
履歴書の様式選び、「アルバイト・パート用」も選択肢
市販の履歴書には、一般的なJIS規格の様式のほかに、
学歴・職歴欄が短く、本人希望記入欄が広めに作られた、
「アルバイト・パート用」の様式もあります。
正社員時代の職歴が少ない、
またはパートの経験を中心に書きたい場合は、
アルバイト・パート用の様式を選ぶと、
欄が足りなくなる心配が減ります。
日付・押印・記入時の基本ルール
提出日は、郵送であれば投函日、
持参であれば持参日を記入するのが基本です。
下書きをしてから清書し、
誤字脱字や訂正跡が残らないようにしましょう。
黒のボールペンまたは万年筆を使い、
修正液・修正テープの使用は避けるのが無難です。
証明写真は必要?貼り方の要点だけ確認
証明写真の要否は応募先によって異なりますが、
指定がなければ準備しておくと安心です。
サイズや服装、撮影時期など詳しいルールは、
バイト履歴書の写真は必要?サイズ・服装・スマホ撮影のルールを解説で、
まとめて確認できます。
・提出日は投函日または持参日、黒ボールペンで下書きしてから清書する
・証明写真の詳しいルールは専門記事であわせて確認する
職歴欄のブランク期間はどう書く?結婚・出産・介護による空白の書き方
パート主婦の履歴書で、最も手が止まりやすいのが、
職歴欄の空白期間の書き方です。
ここでは隠さず、かつ不安を与えない書き方を整理します。
ブランクは隠さず、期間と理由を明記する
働いていなかった期間を、
職歴欄からそのまま省略してしまうと、
提出書類の日付と実際の経歴が合わなくなり、
かえって不自然な印象を与えることがあります。
「〇〇年〇月 一身上の都合により退社」の次の行に、
「〇〇年〇月から〇〇年〇月まで、
結婚・出産のため家事・育児に専念」のように、
期間と理由をセットで1行にまとめて記入しましょう。
現在も職に就いておらず、
そのままの状態で応募している場合は、
終了の年月を書かずに「〇〇年〇月から、
結婚・出産のため家事・育児に専念、現在に至る」と、
書いても構いません。
「特に理由はありませんが」のように、
理由をぼかして書く必要はなく、
家事・育児・介護など、事実をそのまま書けば十分です。
ブランクの長さ別に書き方の目安を変える
ブランクが2〜3年程度であれば、
「結婚・出産のため退職」
「〇〇年〇月まで家事・育児に専念」の2行で、
十分に伝わります。
5年以上の長めのブランクがある場合は、
上記の2行に加えて、
「現在は子どもの手も離れ、
フルタイムでの就業も可能です」のように、
今の状況を1行添えると、
採用担当者の「今は働けるのか」という不安を、
先回りして解消できます。
10年以上のブランクがある場合は、
子育てや介護に専念していた期間中に、
「〇〇年〇月 地域の子ども会運営に携わる」
「〇〇年〇月 自治会の会計係を担当」
「〇〇年〇月 学校のPTA広報委員を担当」のように、
社会との接点があったことを一行加えておくと、
空白の印象をやわらげやすくなります。
職歴欄と備考欄、どちらに書くべきか
ブランクの理由は、職歴欄にそのまま書いても、
備考欄がある様式であれば、
そちらにまとめて書いても、
どちらでも問題ないとされています。
職歴欄が「アルバイト・パート用」で、
欄の余白が少ない場合は、
備考欄に「〇〇年〇月まで家事・育児に専念、
現在は勤務可能です」と、
簡潔にまとめる書き方が使いやすいでしょう。
「空白期間は書かなくてもよい」と、
思われがちですが、実際は理由を一言添えるだけで、
採用担当者の不安が減り、
書類選考を通過しやすくなる傾向があります。
・5年以上のブランクは「現在は勤務可能」という一言を添える
・欄が狭い様式では備考欄にまとめて書いてもよい
本人希望欄で扶養内勤務・時短勤務の希望を伝える書き方
扶養内で働きたい、または時短勤務を希望する場合、
本人希望記入欄の書き方次第で印象が変わります。
扶養内勤務の希望はやわらかい言い回しで伝える
「扶養内勤務希望」とだけ書くと、
条件面だけを重視しているように見えてしまうことがあります。
「勤務時間・日数はご相談の上、
扶養の範囲内で調整いただけますと幸いです」のように、
相談する姿勢を示す言い回しにすると、
やわらかい印象になります。
扶養の壁の金額や制度の詳細は、
アルバイトの社会保険、いつから入る?加入条件と扶養の壁を学生・主婦・フリーター別に解説で、
確認しておくと安心です。
時短勤務・勤務時間の希望を具体的に書く
「時短勤務希望」だけでは、
どの時間帯を希望しているのか、
採用担当者に伝わりにくいことがあります。
「平日10時〜15時の勤務を希望いたします。
上記時間内であれば曜日の調整は可能です」のように、
希望する時間帯と調整できる範囲をあわせて書くと、
具体性のある希望欄になります。
「貴社の規定に従います」で済ませてよいケース
扶養内・時短勤務など、
特に希望する条件がない場合は、
「特に希望はございません。
貴社の規定に従います」と書いても問題ありません。
ただし、扶養内勤務や時短勤務を希望する場合は、
この一文だけで済ませてしまうと、
入社後に「思っていた条件と違う」という、
食い違いにつながりやすいため、
具体的な希望がある場合は、面倒でも条件を書いておく方が、
後のミスマッチを防ぎやすくなります。
シフトの曜日希望や勤務開始日など、
本人希望欄の基本的な書き方は、
バイト履歴書の本人希望欄は何を書く?例文とNGパターンを解説で、
あわせて確認できます。
・時短勤務は希望時間帯と調整できる範囲をセットで書く
・希望がある場合は「規定に従います」で済ませず具体的に書く
資格欄には何を書く?パート主婦の再就職で評価されやすい資格
資格欄は、空欄のままにせず、
持っている免許・資格を書いておくと、
評価につながることがあります。
運転免許は正式名称で書く
普通自動車運転免許は、
「普通自動車第一種運転免許 取得」のように、
正式名称で書くのが基本です。
AT限定の場合は、
「普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」のように、
限定の有無まで書いておくと、
配送や送迎業務がある職場では、
特に確認されやすい情報になります。
主婦の再就職で評価されやすい資格の例
直接業務に関係しない資格でも、
記入しておくとよいとされています。
特に、日商簿記(経理・事務系の求人)、
医療事務(病院・クリニックの受付)、
登録販売者(ドラッグストア)、
調理師・食品衛生責任者(飲食・給食系)などは、
応募先の業種によって評価されやすい傾向があるため、
応募先の業種に関連する資格を優先して書くと、
採用担当者に強みが伝わりやすくなります。
資格がない場合の書き方
これといった資格がない場合は、
無理に何かを書こうとせず、
「特になし」と記入すれば問題ありません。
資格の有無よりも、
これまでの家事・育児での経験や、
働ける時間帯を具体的に伝える方が、
採用の判断に影響しやすいとされています。
志望動機の欄で、主婦ならではの強みをどう伝えるかは、
パート主婦の志望動機の書き方|扶養内・時短勤務の伝え方と例文で、
詳しく解説しています。
・応募先の業種に関連する資格があれば優先して書く
・資格がなければ「特になし」でよく、志望動機で強みを補う
パート主婦の履歴書、提出前の最終チェックリスト
書き終えたら提出前に、記入漏れや誤字がないか、
最後に確認しておきましょう。
基本項目の記入漏れをチェックする
氏名・生年月日・住所・電話番号など、
基本項目に空欄がないか、提出前に必ず見直しましょう。
特に、電話番号や連絡が取りやすい時間帯は、
面接の日程調整に関わるため、
書き忘れがないか重点的に確認してください。
職歴欄・本人希望欄の内容に矛盾がないか
職歴欄に書いたブランクの時期と、
本人希望欄で書いた勤務可能時間に、
食い違いがないか見直しましょう。
例えば「現在は子どもの手も離れ、
フルタイムでの就業も可能」と職歴欄に書きながら、
本人希望欄で「平日10時〜15時のみ」と書くと、
内容が矛盾して見えてしまうため、
どちらも同じ状況を前提にした、
書き方になっているか確認しておきましょう。
写真・押印・添え状など提出物一式の確認
証明写真の貼り忘れ、
押印欄がある様式での押し忘れがないか、
提出直前にもう一度確認しましょう。
郵送の場合は、添え状(送付状)を同封し、
封筒の表面に「履歴書在中」と、
朱書きしておくと丁寧な印象になります。
・職歴欄と本人希望欄の内容に矛盾がないか見直す
・写真の貼り忘れ・押印漏れ・添え状の同封を提出直前に確認する
パート主婦の履歴書の書き方|ブランク明けの職歴欄と扶養内希望欄の書き方:まとめ
パート主婦の履歴書では、職歴欄のブランク期間を隠さず、
期間と理由をセットで書くこと、
本人希望欄で扶養内勤務・時短勤務の希望を、
具体的かつやわらかい言い回しで伝えることが、
採用担当者の不安を減らすポイントです。
資格欄は、直接業務に関係しない資格でも、
空欄にせず記入し、なければ「特になし」で問題ありません。
提出前には、職歴欄と本人希望欄の内容に、
矛盾がないかもあわせて確認しておきましょう。
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